
女の子はお姫様に、男の子はヒーローに。
みなさん、こんにちはドロップです。
突然ですがみなさん、子供のころ何に憧れていましたか?
アイドル?シンデレラ?白雪姫?マザーテレサ?セーラームーン?プリキュア?エジソン?スーパーマン?ウルトラマン?
まあ、いろいろと羅列してみましたが、あこがれる対象は様々ありますよね。
だけど、どこかで聞いた話ですが、女の子はお姫様に、男の子はヒーローに憧れるそうなのですが、なんとなくわからなくもない気がします。
今回紹介する作品は、可愛くなければならないと思う女の子の話なのですが、それもまたお姫様への憧れなのでしょうか。
作品情報

監督:加藤綾佳
音楽:ふぇのたす
主演:森川葵 木口健太
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予告PV
あらすじ
とにかくかわいい事だけが取り柄のOLキリコはかわいい食べ物を過剰摂取しては吐く、過食症の女の子。職場の男達にはちやほやされ、女の子には嫌われているが、女の子の価値は可愛いことがすべてと信じて日々を送るキリコには何も怖い物はない。彼女は果たして本当の幸せを掴みとれるのか…?
Prime video : おんなのこきらい
簡単に説明するならば、可愛ければすべてが手に入ると考える女の子が、男女関係や職場関係の中でうまくいかず、自分の過ちに気づき変わっていく物語です。
本作の主人公キリコは、最初、男性には愛想を振りまき、女性には自分が一番かわいいと見下すような態度をとっていました。
そして、本作では、そんな彼女がぶつかる問題、そして更生していく過程を見ることができます。
みどころ
恋愛お化け

自分の好きな男性を手に入れるため、人よりも可愛くあろうとするキリコ。
その彼女の考えは、好意を寄せる男性に、見透かされてしまいます。
そしてあるとき、キリコは同じ男性に好意を寄せる女性と口論になり、その女性から恋愛に執着するキリコをみて、”お化けのよう”といわれてしまう始末です。
彼女はそれから過食気味になり、髪もバッサリ切ってしまうほどの鬱にかかるのですが、自分の問題と向き合い、変わり始めようとします。
彼女が可愛いことへの執着から離れ、本当の幸せをつかもうとする姿は、本作において重要なポイントです。
大切な相手

キリコが仕事関係で出会った男性、高山。
彼は、彼女の同級生であり、彼女の抱える悩みを理解している人間でもあります。
そのため、彼女が鬱になったときにも寄り添い、彼女を救ってあげよう手を差し伸べてあげます。
しかし、彼女のことを心から支えてくれる、本当に大切だと思える人との出会いは、彼女にとって大きなターニングポイントとなるのですが……
本作のきりとり
私何も持っていなかった。かわいいだけじゃダメ見たい。
和泉キリコ
作品の最後でキリコが語る言葉です。
彼女は、自分の抱える問題を受け入れ、可愛さだけじゃ周りに残るものは何もないと気づくのです。
可愛ければうまく生きていける一面もあるかもしれないけれど、結局、「かわいい」ということよりも内面的な部分が大事ということなのでしょう。
まとめ:女の子の自意識過剰パターンといえば大半がこれかもしれない

本作は、可愛くなければならないという自意識が過剰になり、苦しめられてしまう女の子を描いた物語でした。
女性にとって「かわいい」という言葉は、社会の中でも個人の中でも大きな存在を占める単語かもしれません。
そのため、自身の中で可愛くなければならないという思いが肥大化し、苦しむ女の子もきっと現実にいることでしょう。
そういった人にこそ本作はみる価値があると思います。
そして、結局、可愛いかどうかは見る人によって変わるものだと思いますので、可愛いくあろうとするよりももっと大切なことがあるのではないでしょうか。
Prime Videoで何度でも視聴できます

本作は、Prime videoで現在(記事投稿時)公開されていますので、Amazon Primeの会員であれば何度でも視聴することができます。
ちなみに、Amazon Primeの会員になるためには年会費4900円、特に学生であれば年会費2450円と半額で登録することができるようになっています。
注:公開内容は変更されることがありますので、事前に自身で確認なさってから登録をお願いします。
そのため、学生は学生のうちにサービスを受けておく方が圧倒的にお得です。
また、Prime会員になればその他のAmazonのサービスにおいて様々な恩恵を受けることができるので、一度自分で受けられるサービスを確認して、登録するか検討してみてください。
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